8月のスタンコビッチカップ(レバノン)で準優勝。かつて米プロ協会(NBA)でプレーした田臥勇太(リンク栃木)が体調不良で参加しなかった穴を感じさせなかった。昨季リンク栃木を日本リーグ初優勝に導いたトーマス・ウィスマン新監督の手腕が大きい。今年の代表は、4年前に日本での世界選手権で1次リーグを経験した若手が主力となっている。
当時20歳だった川村卓也(リンク栃木)は、今や得点源に成長。8月の大会前に「結果よりチームの総合力を高めることを意識し、アジアの上を目指すステップに」と話していた通り、リーダーの自覚を非凡な3点シュートで示した。ほかに竹内公輔、網野友雄(ともにアイシン)も、国内リーグで力を付けた。
日本人の代表監督が目まぐるしく代わった末、切り札のウィスマン氏が指揮官に。堅守速攻を強調する新監督は「レバノンではアジアの地位を取り戻す戦いができた」と総括した。「他国から敬意を勝ち得るスタイルを築きたい」とも言う。司令塔として期待される田臥は、17日開幕の日本リーグで健在ぶりを示したいところだ。

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