2010年08月31日

日本泳法「岩倉流」が300周年=初の解説本、出版へ―和歌山

 和歌山県に江戸時代から伝わる日本泳法「岩倉流」が今年で創始から300周年を迎える。12代宗家の那須賢二さん(62)らは記念事業として、初めて同流について詳細に記した本を出版することになった。那須さんは「岩倉流は水中で自分の身を守ることを主眼にした泳法。本を出すことで、少しでも理解してもらうきっかけとなれば」と期待する。
 岩倉流は紀州徳川家の家臣、岩倉郷助が8代将軍吉宗の時代、1710年に水泳の指南役に任命されたことから始まる。徳川家は家康の時代から水泳と乗馬を重視し、藩主にも鍛錬することを奨励していたため、和歌山で水泳が盛んになったという。
 戦争を挟んで一時期中断していたが、戦後は「岩倉流和歌山水練学校」が組織され、保存と継承が行われている。現在はプールで練習しているが、那須さんが習い始めた小学3年のころは、海水浴場で練習をしていた。那須さんは「伝統泳法は自然の中で泳ぐ本来の姿。波や流れに応じた泳ぎ方がある」と説明する。
 岩倉流の泳法は約40通り。平泳ぎから始めるのが特徴で、「水中発砲」をはじめ、よろいを着用する泳法なども伝わっている。4歳から85歳まで、約130人が練習に参加、和歌山の伝統を受け継いでいる。 




posted by とら at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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